睡眠の症状を分析してみよう パート1

あなたの今の睡眠状態を知ってください。

安眠

 

睡眠のことが原因で悩みはじめると、睡眠サプリなどを試してみたり、熟睡できるような工夫をしたりされると思います。
しかし、それらを試してみても、症状が全く改善されない場合などには一度、下の項目を参考にしてみてください。

 

今まで知らなかった何かの手がかりが、発見できるかもしれません。

 

 

 

『悪い睡眠』と一言でいっても、具体的に何が良くて何が悪いのか、分かりにくいので、質の悪い睡眠をとっているという自覚がない人もたくさんおられます。

 

それは疲労感と実際の疲労度が違うことと同じです。

 

例えば、眠気はある一定のラインを超えると感じにくくなります。
それが慢性化してしまうと、さらに眠気を感じにくくなってしまいます。

 

本当は、身体は休みたがっているのに、このような現象が起きます。

 

 

 

実は、悪い睡眠の症状はいくつもあります。 この中で、当てはまるものはないか、一度チェックしてみてください。

 

 

 

症状@ 睡眠中にいびきをかく

いびきをかいて寝ている人を見ると、ぐっすり眠っているように見えるので、『深い睡眠状態になっている』と思いがちです。
しかし、実はまったくのその反対で、いびきは悪い睡眠の症状の代表だと言われています。

 

いびきの原因

 

いびきをかいているときに、体内では何が起こっているのでしょうか?

 

◇いびきをかいている時は、気道が狭くなっている状態です。
◇気道が狭くなることにより、呼吸をする際の空気の通り道が狭くなるので、その摩擦で音が出ているわけです。
◇気道が狭くなった状態では、肺に空気を取り込むのに、通常よりもエネルギーを使っています。

 

普段、人間は、当たり前のように呼吸をしていますが、実は呼吸をするということは身体にとって、かなりの重労働になっているということです。

 

 

いびきは、いくら寝ても疲れが取れない原因の一つ

人間は、一日中何もしなくても、約1500キロカロリーも消費していると言われています。
これは呼吸によるエネルギーの消費が大きいからだといわれています。

 

このように呼吸は、普通にしているだけでも多くのエネルギーを消費します。

 

気道が狭い状態で呼吸を行うことをイメージで説明すると

 

肺という風船を細いストローで必死に膨らませるようなものです。

 

 

この状態では、十分な酸素を供給することができないので、苦しくなります。

 

そして、自律神経の中枢はもっと空気をとりこむために、横隔膜を大きく動かして肺を膨らませる運動を指示します。

 

また、いびきは低酸素状態を引き起こしてしまいます。そうすると、自律神経は、心拍を速くし、血圧を上げて酸素の供給量を維持しようとします。

 

このように、いびきをかいて眠るということは、自律神経を休めるはずの睡眠が、逆に自律神経をフル回転で働かせることになってしまうのです。

 

寝ている間、この状態がずっと続くと、朝起きた時には、疲労回復しているどころか、すでに疲労を蓄積してしまっているわけです。

 

いま現在、睡眠に何か問題をかかえていて、いびきをかいて寝ている人はなんと2000万人もいると推定されています。
(※総人口=1億3千万人)

 

 

いびきがもっと悪くなると、睡眠時無呼吸症候群になってしまう!?

 

いびきが悪化していくと、睡眠中に呼吸の停止が起こります。

 

呼吸が止まってしまうと、無理やり呼吸をしようするので無意識のうちに覚醒します。
この機能があるおかげで、命が危険にさらされているのを守ってくれているわけです。

 

でも、またしばらくすると呼吸が停止してしまいます。すると、また無理やり呼吸しようとするので覚醒します。
睡眠中にこの状態が繰り返し何度も行われていれば、、身体はゆっくり休んでいられなくなります。

 

そんな状態が、寝ている自分に無意識の状態で起きていることを、今想像してみるだけで、なんだか息苦しく、しんどくなってきます。

 

このように、睡眠中に起こる呼吸の停止は非常に危険な状態で、「睡眠時無呼吸症候群」という睡眠障害の1つとされています。

 

 

「睡眠時無呼吸症候群」という言葉は、どなたでも一度はテレビやスマホなどで見たり聞いたりしたことがあると思います。
そのくらい、最近では社会問題になっていて、その患者数は推定250万人にも及ぶと言われています。

 

 

「睡眠時無呼吸症候群」の、疲労が溜まることより恐ろしいこととは?

 

「睡眠時無呼吸症候群」になってしまうと、いびきをかいている状態よりさらに酸素の供給量が少なくなるため、寝ている状態にもかかわらず、かなりの疲労がたまることになります。
いびきや睡眠時無呼吸症候群は、疲労が蓄積するほかに、生活習慣病を中心とした病気のリスクを引き上げます。

 

例えば、睡眠時無呼吸症候群の場合は、高血圧の発症リスクを、約2倍からそれ以上に上昇させると言われています。

 

睡眠時間はしっかり確保しているのに、日中に眠たくて仕方がないという人は、もしかすると、いびきや睡眠時無呼吸症候群が原因かもしれません。

 

 

「もしかしたら自分の睡眠の悩みは、いびきが原因かもしれない…」
と、思い当たる方に、それを調べることができる検査があるので、ご紹介しておきます。

 

 

「睡眠時無呼吸症候群」の診断をするために、「終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)検査」というものがあります。

 

終夜睡眠ポリグラフィー検査は、睡眠時無呼吸症候群だけでなく、様々な睡眠の状態をチェックするのにも使われる検査です。
この検査方法は、は自宅で簡易の装置を装着して寝るだけで、検査を行うことができます。

 

終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)検査とは、脳波・眼球運動・心電図・筋電図・呼吸曲線・いびき・動脈血酸素飽和度などの生体活動を、一晩を通して測定する検査です。
この検査により、睡眠時無呼吸症候群、周期性四肢 (しし) 運動障害、睡眠時随伴 (ずいはん) 症などの睡眠障害の診断が可能となります。
また、睡眠の状態も測定できます。

 

 

 

詳しい内容は、かかりつけの病院などで、一度問い合わせてみてください。

 

 

 

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